肥大型・拡張
型・拘束型心筋症
心筋症とは心臓の筋肉の異常や働きに異常を来たす疾患で、肥大型心筋症、拡張型心筋症、拘束型心筋症の三つに大きく分類されます。すべての原因は不明です
が、急激に悪化し様々な症状を引き起こします。
肥大型心筋症は猫で最も多く発生している心筋症で、心筋の肥厚により心臓の働きが低下し以下のような様々な症状を示します。
・ 肺水腫(肺に液体が貯留)胸水(胸空内に液体が貯留)による呼吸困難
・ 元気減退し、じっと動かないことが多くなる運動不耐性
*十分な血液が拍出されないため全身の臓器が機能不全に陥ることによります。
・ 後駆麻痺(血栓塞栓症)
* 腹大動脈に血栓が詰まり後肢に血液が行渡らず麻痺が起こる。
* 激しい痛みを伴う。
* 前肢、腎臓、脳(発作、突然死)に血栓塞栓症が認められることもある。
* 急性の症状から回復の可能性は極めて低い。
これらの症状が認められてからの治療は困難であり、猫はかなりの苦痛を伴います。
身体一般検査、レントゲンや超音波検査にて早期に心筋症を発見し、治療を開始することをお勧めします。