甲状腺機能亢進症は、近年日本でも猫で最も多発する内分泌
疾患です。甲状
腺の過形成や腫瘍によって、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰となり様々な症状をきたします。代謝の亢進による多食、体重減少、多飲多尿の症状が特徴です。ま
た嘔吐や吸収不良による下痢、神経系の活性化による過剰行動、多くの猫は肥大型心筋症を発現することもあります。たくさん食べるのに痩せていく、落ち着き
がなく攻撃
的なときは、この疾患を疑う必要があります。
治療には外科手術による腫大した甲状腺の摘出や、内服薬の投与が必要ですが、治療開始後のモニタリングが重要です。