角膜潰瘍とは、眼球
の一番表面の'角膜'と言う部分に傷がついてしまう病気です。原因は、外傷(睫毛や瞼の異常、異物などを気にして自ら引っかく)、感染(ウイルス、細菌、
真菌など)、乾燥性角膜炎、顔面神経異常などがあります。犬種は短頭腫のパグ、ブルドック、シーズーなどに良く起こります。症状は、目のしょぼつき、目ヤ
ニ、涙目、気にして掻こうとする行動などが見られます。診断は、染色液を眼の表面にたらし、傷があればその部分が染まる為、特別なライトで深さや大きさな
ど検査します。また、涙の産生量が正しいかを検査します。そして感染を疑う場合は、目ヤニの培養を行って、感染の有無を検査します。治療は、目薬の点眼
と、角膜のサポートとして結膜・瞬膜をかぶせたり、傷が深い場合は細い糸で縫合したり、角膜移植する手術を行います。手術を行う事で角膜の傷が隠れる為、
人でやるような眼
帯の役割をして痛みを和らげる事が出来ます。また、血清の治癒を高める酵素を利用する事で、更に治りをよくします。1週間おきに検診を行い、通常2〜3
週間ほどで完治しています。