動物愛護管理法の改正

春 から習慣にしよう「定期駆虫」
動物に起因する感染症(ズーノーシス)の予防のため に必要な注意を払う事が、飼主の皆さんの責務と定められる動物愛護管理法、6月1日から改正・施行されるこ とになっています。

「ズーノーシス」って何?

動物から人に感染する事がある病気のことで 「人獣共通 感染症」ともいいます。その原因は、動物に寄生す る寄生虫や病原菌。ズーノーシスの正しい知識を持ち、しっかりと予防を行えば、感染が防げます。

動物が原因 と考えられ る主な感染症(ズーノーシス)
犬 回虫症 幼虫移行症
爪 実条虫症 エ キノコックス症
フィラリア症
回 虫の卵を何らかの拍子で口にすることで感染し、回虫が幼虫のまま体内を移行してさまざまな症状を引き起こします。特に幼児には危険で、移行先によっては重 症になる場合があります。

蚤 を媒介に感染して下痢などを引き起こします。幼児に多く、感染すると便と一緒に片節が見られます。検便ではみつらないことが多く、定期駆虫が大切なケアと なります。


感 染後5〜10年は自覚症状はありません。発症すると肝機能障害が進み、末期には重い肝機能不全となり、多包条虫が血液に乗って肺や脳、骨髄などに転移しま す。放置すると90%以上が死亡します。

無 症状のことが多いようですが、肺の中でコイン状のコブをつくるため、呼吸器系のトラブルがおきます。また、まれに、皮膚の下に結節というコブをつくり、手 術によって切除 する事もあります。

狂犬病
猫ひっかき病
ノ ミ刺咬症 レ プトスピラ症
狂 犬病は最も恐ろしいズノーシスと言われています。日地が発症すると、治療もできないままひどい神経症状を経て、ほぼ100%の確立で死に至ります。狂犬病 予防法で予防接種が飼主に義務づけられています。


感 染した犬や猫に 咬まれたり、ひっかかれることで感染し発症します。傷口のまわりに丘疹やでき物、発熱、リンパ節の腫れなどの症状がみられます。まれに脳症を併発する事も あります。

血 を吸う時に肌を刺す痛みと、唾液などによる強いかゆみがあります。肌に直径1pほどの赤い斑点や丘疹ができ、爪でひっかくと二次感染を起こし、化膿するこ とがあります。



レ プトスピラという細菌に感染した犬などから人に感染します。
肝臓を侵して黄疸や歯茎の出血をもたらす黄疸出血型と、腎臓を侵して高熱や嘔吐、脱水症状や尿毒症をおこすカニ・ コーラ型とがあり、命にかかわることもあ ります。

その他、疥癬、トキソプラズマ症、パスツレラ症、皮膚糸状菌症等も




こんな人は要注意!

●動物と行き過ぎたスキンシップをする人
●海外から輸入した野生動物を飼育する人
●免疫が低下している人(お年寄りや免疫不全の方)
●職業的に動物と接する機会が多い人
●海外旅行で感染症の流行地域に行く人




食べ物の口移しや、同じお皿やお箸であげる のやめましょう
定期駆虫スケジュール

 < 生後6ヶ月までの子犬・子猫>
・生後2週目〜3ヶ月までは2週間おきに1回
・生後3〜6ヶ月では月1回
 < 生後6ヶ月以降>
・3ヶ月に1回(年4回)
虫卵は大量に産まれるので、放っておくと長期にわたって室内 環境が汚染される原因となります。虫卵が見つかる前からの、3ヶ月に1度の予防的駆除が効果的です。

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