犬_トイ・プードル病気治療例
    ピコちゃん
     
   ・犬 トイ・プードル 
(メス)
   ・5歳

乳腺腫瘍


 ピコちゃんの妊娠は、飼主がずっと待ち望んだ夢でした。飼った当初から子供をとることを考えてきました。12月になって、交配を行いました。お腹が大き くなってきて食欲がでてきたので妊娠かと皆で喜びました。1月半ばになり、近くの病院で超音波の検査を受けましたが、まだお腹に子供の様子は見られませ ん。その後は忙しく、しばらくして気づいたときには元気がありませんでしした、そういえば3日程ほとんど何も食べていません。そしてお腹を触ると嫌がりま す。ある朝、飼主を起こしにきたピコちゃん、顔をペロっとなめますが、体温が高く、熱がありそうです。震えもあり、立ったり座ったりじっとしていません。
 当院に来院し、検査をしました。ずっと妊娠だと思っていたのですが、残念な事に検査の結果は乳腺腫瘍でした。子供はいませんでした。そして腫瘍摘出の手 術を受けました。手術を受けるのはこれで2度目です。初めて来院したのは異物を飲みこんで摘出する手術を受けたときでした。前回の事があったので、1度預 けてしまえばもう安心だとホッとしたそうです。
 手術は終わりました。しかし、避妊手術もしたのでこれで妊娠は望めません。ピコちゃんの子供が見られないのは本当に残念ですが命あっての事です。
 ピコちゃんには小さい頃からのとってもおもしろい癖があります。ごはんをあげるとFOODをキッと睨み、ウーッとうなります。まるで戦闘体制です。そし て、走り出す前の馬のように、勇ましく後肢で地面を何度かかき、2・3秒たつと、、、気持ちすっきりとばかりにごはんを食べ始めます。何事もなかったかの ようです。食べる前の儀式、といった所でしょうか。へんな癖だなあ、と笑いながら見ている飼主ですがピコちゃんはこれをすれば満足です。明るい家族に囲ま れたピコちゃんは幸せです。あぐらをかいてくつろいでいるという居心地の良いおうちで又楽しい話題を生み出してくれるでしょう。


当ページは、動 物たちの闘病生活を振り返っていただいたものです。
同じようなご病気でお悩みの方のご参考になれば幸いです。
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