ラッ ク ちゃん
     
   ・犬 パピヨン(去勢済み)
   ・11歳

頚部椎間板疾 患
 
当院を初めて訪れた時、ラックちゃんは全く歩けない状態でした。それどころか、横たわったままで起き上がることさえも不可能だったのです。というのも、首 の骨の一部が脊髄を圧迫していた為、神経障害を起こしていたのです。その圧迫している部分を取り除く手術を行うことになりましたが、迷いは何らありません でした。そこにはラックちゃんの回復を祈る強い気持ちしかなかったのです。

無事に手術を乗り越え、退院となりましたが、なかなか起き上がる様子は見られません。ましてや、まだ痛みが残っているのか、身体に触れる度に歯をむき出し にして怒るラックちゃんの姿にご家族の心配は募るばかりでした。しかし、手術から2週間ほど経ったある日、ラックちゃんは突然起き上がり、お座りなどがで きるようになったのです。また、以前のような生活を取り戻すにつれて、ラックちゃんが怒ることも減り、私たち病院スタッフにも心を開いて愛嬌を振りまいて くれるようになりました。

その後、ラックちゃんは膀 胱結石ガマ腫で 計2回の手術を行っています。下顎の手術直後は、頚椎手術の辛い思い出がよみがえったのか、怒りん坊のラック ちゃんが再登場してしまいましたが、やはり回復するにつれて無邪気なラックちゃんに戻っていきました。この下顎の手術を最後に、今後は大好きなご家族に囲 まれた穏やかな生活がずっと続いていく事を願っております。


当ページは、動 物たちの闘病生活を振り返っていただいたものです。
同じようなご病気でお悩みの方のご参考になれば幸いです。
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