犬同士や猫同士、時には違う種間での喧嘩で起こります。
どの種類でも犬歯は長く、細い為、かなり深くまで、実際皮膚の傷口以上に穿孔している事が多いのです。また、大きい犬などが小さい動物を噛んで、振りまわ
したりすると、更に深く穿孔し胸腔内や、腹腔内臓器にまで達する事や筋肉や腱の大きな断裂がおこる事がたびたびあります。また、首などは気管、食道、神経
まで達すると、命に関わる事もあります。
散歩中にリードを使用していなかったり、他の動物に襲われたり、動物が外出・脱走してしまってその間に起こる事が多いのですが、厄介なのが、同居している
仲間で起こる場合です。その場合は、行動学的な観点から治療が必要になってきます。往々にして、優位性などの順位に伴う争いが多いようですので、その治療
も行います。
又、傷の治療は、その外傷部分の探査とドレーンという排泄管を留置して膿が貯まら無いようにする手術を行います。そして5日後にドレーンを抜管して、2
週間ほどで抜糸を行います。その間は抗生物質の投薬を行い、傷口の消毒はご自宅でやって頂いております。
この外傷を避けるには、散歩中のリード管理や動物を単独で外へ出さずにする事と、同居同士のトラブルには、十分な知識をもっ
て対処しておく事です。
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