動物の病気治療例_尿道閉塞症_猫に多い病気
   にゃんくん
  • ネコ(去勢済み) 
  • 7歳
  
尿道 閉塞症

  里親が見 つかるまで預けられた猫、それがにゃん君です。新たな飼主がきちんとした名前をつけるであろうから、名前はつけずに「にゃん君」と呼び続け、早7年。すっ かりおうちに馴染んでいます。にゃん君は季節の変わり目に体調を崩したりと、もともと他の猫ちゃんやワンちゃんと比べて、一番手のかかる仔だったそうで す。その中でも一番心配させるような事態に陥ったのが今回の出来事です。

にゃん君は以前に膀胱炎を患い、食事も尿に気を配って生活してきました。しかし、突如として、尿が出なくなってしまったのです。他院での検査の結果、膀胱 内に多量の結晶があるという事がわかりました。しかし、そこの病院では手術を行うことが出来ず、にゃん君は尿道にカテーテルを装着し、2週間ほど入院生活 を送りました。カテーテルを付け、ぐったりと横たわるにゃん君の姿は安楽死を考えてしまう程、哀れなものだったと飼主さんは振り返ります。その病院の退院 後も尿は思うように出ず、夜間に当院を訪れ、即手術が勧められました。しかし、手術に対する迷いはなかったそうです。また、当院のホームページにて、同じ ような症状の仔が手術の結果、今では元気に生活している事を知り、大変勇気づけられたと言います。

にゃん君の手術は無事に成功し、その日の内に退院して帰ることになりました。あまりの退院の早さに驚いたそうですが、「病院よりおうちの方がストレスが少 なくて良い」との言葉に、以前の入院姿を思い出し、納得されたそうです。おうちに戻った日の夜は、まだ少し尿が出にくかったのですが、翌朝にはトイレで通 常通りの尿をしていました。食いしん坊でちょっと太めのにゃん君は食事制限がなかなか辛いようで同居の猫ちゃんに八つ当たりをするようですが、それも元気 になった証でしょう。しかし、これ以上ご家族に心配をかけぬようもうしばらくダイエットに励んでもらいたいと思います。
   
当ページは、皆 様の家族の一員である動物たちの闘病生活を振り返っていただいたものです。
同じようなご病気でお悩みの方のご参考になれば幸いです。
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