初期椎間板ヘルニアについて
犬 ミニチュアダックス 2歳 ♂去勢済


Q.
 つい先日にかかりつけ病院で「ヘルニア」と診断されました。左前肢の肩のあたりにレントゲンで発見されました。初期段階というこ とで、それ以上の検査はされていません。
プレドニン錠を5日分いただき、再度診察を受けたときは、だいぶ落ち着いているとの事で、プレドニン錠をさらに一週間分いただき、何もなければそのまま様 子をみるように言われました。
痛がらなければ、そのまま何もしなくて良いのでしょうか?
完治はしないもの、症状を悪化させないようにするしかないとかかりつけの病院では言われたのですが・・・・・
何か、気をつけること、したほうが良い事などあったら教えていただけませんか?





A. 椎間板疾患の初期症状ということですので、おそらく痛みだけの症状かと思われます。
今現在、痛みの症状が緩和されているようです が、ステロイドによって改善されているというだけの事です。

椎間板から飛び出て脊髄を圧迫している原因となっている髄核(ディスク)はそのまま残っていま す。症状の違いはディスク(円板)の突出の度合いになります。
痛みから進行していくと、固有位置感覚無くなる様な不全麻痺の状態になり、最終的には強くつねっても感じなくなり、排泄もできなくなります。ですから、世 界の獣医学では、痛みが出たら手術を勧めております。

圧迫している 箇所の骨を削り(減圧)脊髄を楽にしてあげて、飛び出たディスクを取り除くのは手術しかありません。ですから、本人の痛みが治まり、元気になって暴れたり すれば、進行してしまう可能性が十分にあります。

当院としては、まず、脊髄の造影検査とCT−Scanを撮影して、問題となっている箇所を診断し、手術を行う事をお勧めします。



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