ウサギの不整咬合について
うさぎ  年齢不明 ♀



Q.
 前歯が伸びすぎていて、餌をうまく食べられない様子です。歯を切る治療はどのように行うのですか?入院も必要ですか?




A.  うさぎなどのげっ歯類は、一生歯が伸び続ける動物です。歯並び(咬み合せ)が正常であればお互いの歯がぶつかり合う為、伸びすぎ る事や曲がってしまう事はありません。しかし、このような場合は、不正咬合といって、歯がうまくかみ合わないため、前歯や奥歯が勝手な方向に伸びてしまう 事により起こります。
原因としては、外傷(顎の骨折や歯根の外傷、歯の欠損、歯の骨折など)、食事内容、腫瘍など色々あり、原因の確定の為、ガス麻酔下でレントゲンの撮影をし ます。その後、気管にチューブを入れて口の中を良く探査し、伸びてしまっている歯を削ります。その後は個体差はありますが、定期的に、歯削 りの治療を行う必要があります。また、病院によっては麻酔をかけないで行うこともあるようですが、大変危険です。ウサギちゃんが嫌がって暴れてしまった際 に、脊髄や骨盤の骨折を起こすことがあります。また、きちんと歯の治療も行えません。ですから、奥歯まで確実に診る事が出来ないと、わからずに放っておく と伸びた歯が頬にまで突き刺さり、歯根部に膿がたまってしまう事もあります。
また、入院に関しては、今申し上げた内容でしたら、基本的に入院の必要は無いでしょう。



戻る  参考例一覧へ 
トップ ページ